こんにちは。中古マンションをリノベーションして、2人の息子と猫1匹と暮らすAruhome_aikoと言います。
本記事を書いているわたしは、2022年に築40年以上の中古マンションを購入して、フルリノベーションを実施しました。
インスタでは、自邸リノベのこだわりやリノベのコツを発信中です。よければこちらもご覧くださいね。
早いもので、わたしたちのお家のリノベーションからもう2年が経ちました。
この記事では、この2年間で感じたこと、日々の生活がどんなふうに変わったのかを、皆さんと共有できたらと思います。
特に実際に生活してみて気づいたことや気になったことについてお話しします。
中古マンションリノベーションは、大変なことも多いですが、その甲斐あって、毎日がとても楽しいものになりました^^
01-天井ルーバー&Ⅱ型キッチン
まずは、キッチンダイニングスペースからご紹介します。
特に注目していただきたいのが、天井ルーバーとⅡ型キッチンです。
「コンロとシンクが分かれているⅡ型キッチンは使い勝手はどうですか?」
とよくお問い合わせをいただきますが、実はこのレイアウト、わが家にとっては大成功だったんです。
一般的なI型キッチンと比べてⅡ型キッチンは、動線、使い勝手を想像しにくいかもしれません。
ここが、先ほどの質問の答えになるかと思いますが、
マンションの広さや排水の問題、さらにバリアフリーを考慮して、最もバランスの取れた間取りを実現できるか?という視点で、Ⅱ型キッチンをチョイスしました。
デザイン面では、シンク側とコンロ側で天板の素材や扉の色を変えることで、機能性だけでなく、見た目にもこだわりました。
油はねも、レンジガードなどの便利なアイテムを駆使して工夫しています。
そして、天井ルーバーは、見た目の美しさだけでなく、マンションの天井の低さを視覚的に解消するための工夫として加えました。
躯体をそのまま活かすことで少しハードな印象になりがちですが、ルーバーをプラスすることでちょうどよいバランスに。
このキッチンでは、長く時間を過ごしたくなるような心地よい空間が実現しました。
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02-キッチン横並び 無垢1枚板テーブル
続いてご紹介するのは、Ⅱ型キッチンの横並びに設置した無垢1枚板ダイニングテーブルです。
キッチンを囲むように配置したダイニングスペースは、まさに大正解!
リノベーションを進める中で、無垢の1枚板を選んだのは、インテリア全体のテイストを考えたからです。
もちろん、無垢板だけでなく、メラミンや集成材を使ってもインテリアに合わせられますよ。
横並びダイニングのメリットは、配膳や片付けがラクで、最大7人まで座れるので、お友達が集まる時にはとっても便利。
普段はデスクとしても、読書スポットとしても活躍する、まさに家の中心となるスペースになりました。
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03-サニタリースペース&造作洗面台
リノベーションのおかげで、以前は一箇所にまとまっていた洗面脱衣室から、洗面台だけをリビング側に移動させました。
実際の図面を見ていただくと、洗面台がほぼリビングにあるかのようです(笑)。
目隠し用の間仕切りもありますが、リビングと一体感のある洗面スペースになっています。
この間取りのおかげで脱衣室が広く使えるようになり、家事の効率が格段にアップしました。
特に「子どもが大きくなると浴室を使っている間に洗面台が使いづらい」とのお声もよく聞きます。
コロナかの手洗い推奨もあいまって、洗面台の配置もここ数年で変わってきたように感じます。 洗面台の位置はリノベにとって、重要なポイントになってきています。
洗面台周りは散らかりがちで、お客様がこられた際に、さっと手を洗ってもらうのに、洗面脱衣室の生活感が見えてしまうのは、ちょっと気になりますよね。
そういった意味で、持ち出し洗面台は、正解でした。
デメリットとしては、就寝時間が違う子供たちが、入浴後にドライヤーを使ったりする際の音問題ぐらいです。
配置的には、壁掛けTVの真後ろになっています。
洗濯機の稼働音や、洗面や浴室内の音などが、気になる場合は、リビングスペースとしっかり分けたゾーニングが必要になりますので、ライフスタイルを踏まえた、リノベプランが重要になると思います。
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04-脱衣室横のファミリークローゼット
続いてご紹介するのは、脱衣室の隣に設けたファミクロ(ファミリークローゼット)です。
リノベ前に独立キッチンがあった場所を利用して、ウォークスルーで回遊できるスペースを作りました。
この場所に関してよく受ける質問は、「脱衣室の横にあると湿気やカビは大丈夫ですか?」ですが、わが家ではこれまで問題は一切ありませんでした。
一般に、マンションでの湿気やカビの問題は換気不足が原因とされます。
わたしは浴室を使うときは近くの扉を閉め、日中はドアを開けて風通しを良くしています。
また、小窓からの自然な風も役立っているのかもしれません。
このファミクロの良い点は、洗濯乾燥後すぐにハンガーにかけられる家事動線の良さです。
これにより、日々のストレスがずいぶん軽減されています。
洋服が増えがちな私たちも、このスペース内にきちんと収納するようにして、生活をすっきりと保つ工夫をしています。
脱衣室の隣のファミクロは、家事を少しでも楽にし、すっきりした暮らしを求める方にぴったりですよ!
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05-Pantry(ミニパントリー)
さて、先ほどお話ししたファミクロの奥には、小さなミニパントリーがあります。
ここには好きな高さに調整できる可動棚を設置していて、とても役立っています。
ロボット掃除機の充電ステーションとして、猫のトイレ置き場として、さらには乾物のストック場所として活用しています。
大きなパントリーではありませんが、このミニパントリーがとても便利です。
掃除機やロボット掃除機の収納については、コンセントの位置も考慮してリノベーションの際に計画をしっかり立てることをおすすめします。
これにより、使い勝手が良く、すっきりとした収納スペースを実現できます。
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06-WorkSpace(多目的ワークスペース)
続いては、わが家のワークスペースについてです。
80平米弱の一般的な広さの中に、子供部屋、寝室、LDK、脱衣室やファミクロを配置していくと、ワークスペースを確保することは、最優先ではなくなるのが一般的ですね。
在宅勤務などが増えてきたことにより、ワークスペースも一つのトレンドになっています。
わたしは、自宅での仕事が前提でしたので、しっかりワークスペースを確保しました。
一方で、子供部屋は、3.5帖ほどと、割り当てるスペースが小さくなりましたが、いまのことろ気に入ってくれているみたいです^^;
ワークスペースの床材はヘリンボーン、壁はアクセントカラーにくすみピンク(ポーターズペイント)を用いてなど、他の部屋とは、テイストを少し変えてみました。
籠(こも)るような入口扉はつけずに、リビングからの程よい距離間を保ちました。
このワークスペースは本当に使い勝手が良くて、最近ではお客様が泊まりに来たときには私がここで寝ることもありますし、姪っ子が遊ぶスペースとしても大活躍しています。
本当に多用途に使える、とても便利な場所なんです。
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07-3.5帖の子供部屋
みなさんからよく質問される3.5畳の子供部屋について話したいと思います。
こちらの部屋では、スペースを有効活用するために段違いロフトベッドを造作しています。
散らかりがちな小物は、マグネットスペースや有孔ボードを使って整理。さらに、40センチ幅のミニハンガースペースには日常着や制服を掛けて、スペースを有効に使っています。
このマンションは、両面バルコニーの間取りなので、1部屋は、窓もあり、明るさも確保できています。
2番目の部屋は、納戸扱いになります。
こちらの部屋は、換気の件や、暗さなど、ご質問を受けることも多いですが、今は、ワークスペースをうまく行き来きしながら、ストレスなく伝えているようです。
また、教科書や本が増え、本棚がないことが不便に感じるようになりました。これを解決するために、また、換気問題も踏まえて、小さなDIYプロジェクトを計画しています。
上下に分かれたロフトベッドは、子供たちの就寝時間が違うことから、音が響きやすく、たまにトラブルの原因になっています(笑)。
生活してみないとわからないことも出てきますが、それも含めて家族で相談しながら、家と共に成長している感じです。
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1部屋を区切って2部屋に!3帖半のこども部屋をご紹介!
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今回は、紹介していませんが、リビング横の2帖半の和室は、この家のフォーカルポイントとなりました。
使い勝手もよく、普段はわたしの寝室として、リビングの奥行きもだしてくれます。さらに、客間としても活用できています。
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部屋の大きさは必要な広さで決める!!わが家の2帖半和室をご紹介!
2023/2/3
この記事では、わが家の2帖半和室について、ご紹介したいと思います! 2帖半の和室を配置した場所は、洋室の収納スペースだった場所なんです。 リノベを検討し始めた当初、和室を造ったスペースは、洋室をつくる ...
ここまでのお話は、わたしたちが2年間この家で過ごしてきた中でのリアルな感想です。
季節を重ねるごとに新しい発見があるもので、使っている設備も自然と年月と共に少しずつ変わっていきます。
でも、それもすべて家と共に歩む成長の一部。これからも、愛情を込めて少しずつ家を磨いていくことを楽しみにしています。
Aruhomeではリノベーションの間取り作成やトータルリノベーションをお手伝いさせて頂いております。
家族構成、価値観、部屋の広さなど、一件一件が全く異なるのは当然のことです。
それぞれの家族の思いを大切にしながら、まるで自分の家をつくるかのように細やかにプランを練るお手伝いをしています。
これからも、お客様一人ひとりに寄り添ったサポートを続けていきたいと考えています。
リフォーム・リノベーションをお考えの方に、少しでもヒントになれば、うれしいです!最後まで読んでいただきありがとうございました!!