こんにちは。2人の息子と猫1匹と暮らすリフォーム・リノベデザイナーの ai (@aru.home_ai)です。
先日、お打ち合わせ中のお客様から「あぁ、そうだなぁ」と納得というか、気づかせてもらったおはなしを書いてみたいと思います。
「リノベーションをする前に、1か月ほどかけて、自分(家族)の持ち物を、断捨離ほどではないけど、「いる?いらない?」を判断してから、リノベ後の収納スペースや間取りを决めることができれば、迷わないと思うんですよね。「そういうサービスはされてないんですか??」
お打ち合わせの中に、I様がおっしゃた、この言葉に「なるほどなぁ」と納得してしまいました。
3か月ほど前にお問合せをいただいたI様は、多くのリノベ会社に問い合わせをされており、リノベプランのご提案を受けている段階でした。
I様は、転勤族のためにずっと賃貸住宅にお住まいでした。
今年に入り、やっと、関西で落ち着けることになり、中古マンションを購入してリノベーションをご計画されていました。
I様はリノベーションについて積極的に学ばれ、収納術の本をよんだり、施工事例の写真をたくさん集めていらっしゃいました。なるべく多くの情報を集めたいと、5社に問い合わせをして、リノベーションプランのご提案を受けているまっ最中です!
特にリノベーション後の収納の場所や大きさ、収納の方法について、迷いに迷われていました。
わたしたちがリノベプランを作るときには、お客様が所有している物の量を必ず確認します。
あわせて、今お持ちのどんな家具や持ち物を処分する予定かもお聞きします。
当然、残った物が収まる(正確には収まるであろう)収納場所や大きさ、収納方法をリノベプランに反映させながら間取りをかんがえます。
つまり、リノベ後に片づけがうまくできなかったり、入りきらなかった物の収納方法や物の処分は、お客様まかせになってしまっていることになります。
先ほどのI様の言葉を思い出しながら、あらためてリノベプラン作成の流れを考えてみました。
収まるであろう物の収納スペースが反映されたリノベプランではなく、
十分に検討され、収めたいものの量がはっきりとわかっている状況で、収納スペースが確保されているリノベプラン
いかがでしょうか。
住宅リノベーションをきっかけに、まずはお客さまのライフスタイルにあった必要なモノの量を決めていくこと。
そうして不必要なモノを取り除いて、残したいモノ(お気に入りのモノ)の収納場所をリノベーションプランに反映させる。
モノの居場所を決めるだけではく、量についても向き合うこと。
家族の居心地のいい暮らしに、必要かつ納得する、ちょうどいい収納。
リノベーションの間取り作成の為に、大切な要素の一つなのんだなぁとあらためて気づかせてもらった出来事でした。
リフォーム・リノベーションをお考えのかたになにかヒントになればうれしいです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。