築40年の中古マンション購入+リノベーション𓅩自邸リノベ編 Vol.06

こんにちは。2人の息子と猫1匹と暮らすリフォーム・リノベデザイナーの ai (@aru.home_ai)です。

自邸マンションの解体作業がおわり、大工造作を開始しています٩( ᐛ )و

進行中の写真をUPしつつ、リノベーションを検討中の方にむけて、よくお伺いする質問にお答えしたいと思います。

中古マンションを購入してリノベーションを検討中です。無垢材のフローリングを貼りたいのですが、可能でしょうか。

こたえ

条件がそろえば、可能です。条件とは、現状の床材の状況、マンション管理規約の内容、床上げが可能かetc...

もう少し詳しく説明しますね。

一般的な中古マンションの内装床の仕上げ材は、

ポイント

直貼りフローリング
・複合フローリング(2重床工法)
・カーペット
・畳
・クッションフロア

などがあります。

直貼りフローリングのイメージはこちらです。

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(永大産業HPより)

直貼りフローリングは、コンクリートスラブに専用ボンドで施工します。緩衝材(クッション材)があることで、階下への振動を軽減できます。

一般的にマンション用フローリングと呼ばれている商品は、このタイプのフローリングになります。ふかふかした足触りは、クッションがある為です。

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直貼りフローリング断面  

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 無垢フローリング断面

二重床工法のイメージはこちらです。

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(永大産業HPより)

二重床工法は、支柱脚の上に、合板やパーチクルボードを敷き詰め、その上に仕上げ材を施工します。

床下にスペースができるので、給水管や排水管を設置できるため、洗面室やトイレなどの水回りスペースで、二重床工法が採用されています。

マンションリノベーションにて、無垢フローリングを施工する場合は、この二重床工法がポイントになります。

二重床工法で床下地をつくり指定の防音性能を守りつつ、無垢フローリングを施工します。

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自邸では、万協フロアを利用しています。コンクリートスラブに指定の支柱脚を利用して、床あげを実施しています。

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(万協フロアHPより)

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支柱脚の高さは自由に調整できるので、段差をつけることも可能です。
(写真は和室スペースです)

注意すべきポイント

ポイント

・最低でも7㎝〜10㎝程度、床が高くなる為、天井高(梁下)が低くなる
・吐き出し窓(バルコニーへの出入り口)に段差できる場合がある
・マンション管理規約にて、施工許可が取れるか確認する必要がある

などがあります。

一般的に直貼りフローリングよりも無垢フローリングは、フローリング自体の値段も高くなります。

床上げ工事のコストもかかりますが、無垢フローリング独自の足触りは、特別感がありますよね!

現場の状況に合わせて、防音マットなどその他の施工方法もありますので、担当者と相談をしながら、上記の条件を確認し、ぜひ、検討してみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。ai

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