築40年の中古マンション購入+リノベーション𓅩自邸リノベ編 Vol.08

こんにちは。2人の息子と猫1匹と暮らすリフォーム・リノベデザイナーの ai (@aru.home_ai)です。

自邸マンションの大工造作工事が進んでおります。今日は朝から大工職人との現場打ち合わせでした٩( ᐛ )و

進行中の写真をUPしつつ、リノベーションを検討中の方にむけて、よくお伺いする質問にお答えしたいと思います。

リノベ会社からの提案で、天井や壁の『躯体あらわし』をすすめられました。雑誌などの施工事例でもよく見かけます。実際はどうですか?

同じようなギモンをもたれている方も多いと思います。

こたえ

天井高も高くなり、電気配線やダクトが剥き出しになりますが、躯体あらわしの雰囲気が好きであれば、おすすめです。ただし、躯体の表面が想像している以上に荒々しいケースやパテ跡が残っているケースもあるので注意が必要です。

もう少し詳しく説明しますね。

最近のリノベーションでは、天井や壁をそのまま躯体あらわしで残し、ダクトや配線を見せたままにする事例が増えていますよね。

メリット天井が高くなる、躯体をいかしてインテリアのテイストをつくれ

デメリット上階の音や排水音が気になるケースがある、ダクトなどに埃がたまる

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★解体前

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★解体後

写真のように、解体後は電気配線が
剥き出しの状況になります。

何より、躯体表面の状況が、想像したほど、
綺麗ではないケースがほとんどです。

色がまだらであったり、錆びた金属が出てきたり、マジックで書かれた墨出し用の文字や線が出てきたりすることもあります。

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天井躯体や壁躯体の状況は、『解体してみないとわからない』と言われるのはこの為です。

解体後の荒々しく無骨な雰囲気が、好みのテイストであれば、問題ないのですが、想像以上に状況が悪い場合は、左官や塗装で、躯体表面を仕上げていくことになります。

もちろん、施工費用がUPします。

自邸リノベでは、キッチンの天井を躯体あらわしにする予定です。

表面の状況は、よくもないのですが、悪すぎるほどでもない状況でした。
解体後の天井高は、思ったほど高さが取れないことがわかり、設計を変更することになりました。

一般的に、スケルトンリノベの場合、躯体あらわしはコスト削減になると言われていますが、
解体後の状況により変更を余儀なくされるケースもある
ということを、知っておくことも必要なんです^^;

フルリノベーションは、状況によりその都度、確認して、判断しての繰り返しの一大プロジェクトなんです。

リノベ会社の担当者を連携をとりながら、楽しんでリノベを進めてほしいと思います!

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

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