こんにちは。2人の息子と猫1匹と暮らすリフォーム・リノベデザイナーの ai (@aru.home_ai)です。
マンションでリノベーション工事を行う際には、近隣の住民からの苦情が起こりやすいものです。例えば、
- 工事の音がうるさい
- 資材の搬入時に通路やエレベーターが利用しづらい
- 作業時間を守っていない
などです。
工事に伴う騒音や振動、ほこりなどが原因で、周囲の方々に不快感を与えがちです。
そんな時、近隣住民の方々へ事前に工事内容やスケジュールを説明し、理解と協力をお願いすることが大切です。
また、工事の時間帯を適切に管理し、できるだけ迷惑がかからないよう配慮することが求められます。
これらの配慮がスムーズなリノベーションへとつながります。
実は自邸リノベ中にも同じようなことがありました。
マンションリノベーションで一番耳にするのは、工事の騒音に関するご近所さまからのお声ですね。
テレワークが普及し、おうちでお仕事される方やオンライン会議をされる方が増えた今、騒音の影響がひときわ気になる時代になりました。
リノベーション工事は長期間にわたることも多く、騒音や振動は上下の階にもしっかりと届いてしまいます。
さらに、毎日のように建築資材が運び込まれたり、多くの業者さんが出入りされたりするので、上の階での工事だとエレベーターの利用にも影響が出ます。
これにより、他の住民のみなさまがエレベーターをスムーズに使えないというお声もよく聞かれます。
もし、こんなお声が上がったら、お施主さまはどうのように対応するのがよいか?
多くの場合、施主は元請け業者の担当者を信頼して、問題の解決を任せることになります。この対応が、工事の進行だけでなく、住民の方々との良好な関係維持にもつながると思っています。
大規模なマンションリノベーションの場合、仮住まいされたり、リノベーション後に入居するケースがほとんどかと思います。
現場にいない以上、できることは少ない為、以下のポイントを実施することがまずは大事かなと思います。
- 元請け担当者を信頼して任せる(信頼してますと事前に伝えておく)
- 工事開始前に「もし近隣さんから苦情などがあれば、教えて欲しい」と伝えておく
- 着工前や現場訪問時には、マンションの管理人さんに挨拶する
工事が始まる前に、元請け業者の担当者に、もし近隣から何か苦情があれば教えてもらうようお願いすることが大切です。
信頼しつつ、全てを任せきりにしないで「緊急時には私たちも対応します」と伝えるのがポイントですね。
施主検査で現場を訪れる時には、気になる点があれば遠慮なく話すようにしています。
マンションの管理人さんには、あいさつをしておくことも大事だと思っています。
もしものことがあった時には、場合によっては近隣の方々に直接謝りに行くこともありますが、基本的にはやはり元請け業者に任せる方が良いと思っています。
工事中のトラブルは多少なりとも起こるものです。それくらいの心構えがあると、いざという時に慌てずに済みますよね。
最近では、近隣の方々の同意が得られずにリフォームやリノベーション工事が始められないケースも増えてきているんです。
このように周りとのコミュニケーションをしっかり取ることが、スムーズな工事進行には欠かせません。
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中古マンションリフォーム工事には近隣同意書が必要!?拒否されることはあるのか?
2021/9/21
マンションにお住まいの方は、ご存知かと思うのですが、マンション管理規約と言うものが存在します。簡単に言うと、住民全員で守るべきルールブックみたいなものです。
先程のポイントを守りつつ、無事工事が終わった後に、近隣住民さんには、引っ越しのご挨拶などと共に、「ありがとうございました。ご迷惑をおかけしました」ご挨拶する流れが良いかと思います。
リフォーム・リノベーションをお考えのかたになにかヒントになればうれしいです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。