築21年のマンションリノベーション𓅩実家リノベ編 Vol.3

こんにちは。築40年以上の中古マンションをリノベーションして、2人の息子と猫1匹(aru)と暮らすリフォーム・リノベデザイナーの aiko (@aru.home_ai)です。

この記事では、実家のリノベーションを計画した経緯や打ち合わせの様子や工事の進捗などをご紹介していきたいと思います!!

実家リノベや自邸の家づくりをご検討中の方に、参考にしてもらえるポイントがあればうれしいです。ぜひ、チェックしてみてくださいね^^

前回の記事でもお伝えしたように、打ち合わせを重ねて、間取りの方向性は決まってきました。

候補プラン

・和室は和箪笥の置き場としてしか活用できていなかったので、リビングとのつながりがよい和室に。

・ウォークスルークローゼットを広げたことで、和箪笥置き場を確保できた。

・玄関からウォークスルークローゼットに入る導線ができて、帰宅時の収納導線が確保できた(例:趣味のキャンプ道具を直接収納できる)

・プラン①と比べてコンロ側のⅡ型キッチンをサイズダウンして、囲むようなダイニングテーブルを造作し、向かい合って食事もできるようにした。

・収納にすべての荷物が収まるかが不安だったが、ウォークスルークローゼットを広げたことで解決できそう

このプランに対する両親のコメントは、こんな感じでした。

両親のリアルなコメント

・母:リビングからつながっている和室は、多目的に使えそうでいいね。

・父:ウォークスルークローゼットが大きくなるのはよいけど、リビングがわから見ると開口できない壁が増えるので狭く感じないか心配

・プラン①と比較して、「キッチンは、こっちの方がいいね」

父のコメントにあるように、リフォームやリノベーションは、完成後のイメージしづらいのも確かです。

そんな時はCGパースや手書きパースを活用します。

いかがでしょうか。平面図では、わかりづらかった奥行き感や完成後のイメージがぐっとわきますよね!

少し説明すると、CGパースは、コンピュータグラフィックス技術を用いて建築やデザインの透視図を作成する手法です。リアルな視覚表現を実現し、透視投影法を通じて奥行きや立体感を表現します。

細部まで緻密なディテールを描写できて、修正や調整が容易で、複数の視点から表現できるのが特徴なんです。

つづいて、手書きパースについても少し説明しますね。

手書きパースは、CGとは異なるアナログ感があり、温かみのある表現が特徴なんです。

描く視点や広さにもよりますが、CGパースと比べると比較的、時間と手間がかかります。

修正が難しい一方で、細部まで丁寧に描けるので、独特の雰囲気が生まれ、細かなニュアンスや完成後のイメージが伝わりやすいです。

描く人の技量や個性がでやすいのも特徴です(わたしは少し苦手なんです^^;)

さいごに、CGパースや手書きパース作成には、それなりに時間が必要な作業になります。リノベ会社によっては、別途料金が必要な場合もあり、注意が必要なんです。

完成後のイメージがしづらいリノベーション工事においては、パース図は、お打ち合わせをスムーズにすすめる心づよい味方になりますので、ぜひ、活用してほしいです。

一方で、色柄や提案プランによって何パターンものパース作成を、過度に、リノベ会社へ依頼することは、できるだけ控えた方がよいと思います。

リノベ会社の担当者さんとよく相談しながら、信頼関係をつくって、依頼してみてくださいね。

次回は、施主様からのヒアリング内容をどのようにプランに落としこんでいくか、和ダンスなどの収納家具の処分についてなど、プラン作りの勘所(かんどころ)について、お伝えできればと思っております。

リフォーム・リノベーションをお考えのかたに、何かのヒントになればうれしいです。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。

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