後日、お施主さまから直接、聞いたリフォーム・リノベーション 後悔していること3選

こんにちは。2人の息子と猫1匹と暮らすリフォームデザイナーの ai (@aru.home_ai)です。

今日は、わたしが、後日、お施主さまから直接聞いた、リフォーム・リノベーション 後悔していること3選を書いてみたいと思います。

①コンセントの数をもう少し増やしておけばよかった

  • コンセントの数を増やしておけばよかった。
  • もう少し考えて、コンセント・スイッチ位置をプランして貰えばよかった。

リフォームやリノベーションのとき、コンセントの位置は思いのままに決められると思っていただいても大丈夫です。

ただし、業界の方々は、「どこにでも」と聞くと、「ちょっと言い過ぎかな?」と思うかもしれませんね。

実際、リフォームやリノベーションの規模が大きくなればなるほど、電気の配線を変えやすくなります。

もちろん、それには工事の費用が増えることもありますが、工事の範囲が広がると、希望の位置に配線をすることがしやすくなります。

でも、電気のプランは、ほかの設備や内装と比べると、話し合う時間が足りなくなることがよくあります。

照明の形や光の当たり方は、照明メーカーのショールームで確認できますが、まだできていない間取りを想像しながら、照明やコンセントの位置を考えるのは、なかなか大変です。

そこでおすすめなのが、まずは今のおうちでどれくらいコンセントを使っているか何が不便かをリストアップすること。

打ち合わせの早い段階で、照明のこと、コンセントのことを話し合えたら、私たちも大助かりです。

意思表示をしっかりとして、いろいろな情報を集めていくことで、理想のプランがグッと近づくと思いますよ。

②引き戸にしておけばよかった(上吊り引き戸にしておけばよかった)

  • コストダウンのために、開き扉にしたけど、引き戸にしておけばよかった
  • 引き戸の下レール部分に意外と埃が溜まってしまって。レールなしの上吊り引き戸でもよかったかも

扉の開き方には、おもにふたつのタイプがあります。

それは、「開き扉」と「引き戸」です。同じデザインの扉でも、引き戸を設置するための工事は、ちょっと高めになることが多いんです。

特に洗面室には、引き戸をおすすめしています。

たくさんの方が、洗面脱衣室の扉は、日中は開けっ放しにして、必要なときだけ閉めることが多いからです。

引き戸には、上部にレールを設置して扉を支える「上吊りタイプ」と、下部にレールを設置して支える「敷居タイプ」があります。

上吊りタイプは、お掃除がしやすく、敷居がないため、床に段差がなくてすっきりした印象になります。

もし、ふたつの部屋で同じフローリングやカーペットを敷くなら、さらにすっきりとした見た目になり、見切り材を置く必要もなくなります。

毎日をもっと快適に過ごすために、どのように使うか、どう動くかを想像しながら、ストレスを感じさせない扉の選び方をすることがとても大切です。

③後から棚が付けれるように壁の補強をもっとしておけばよかった

  • この棚をDIYで、この壁につけたいのですが、可能でしょうか?
  • この壁に時計をつけたり、絵を飾ったりしたいんですが、できますか?

など、たくさんのお客さまからご質問いただくことがあります。

「新しい家で住み始めたら、ここに何か飾りたい」「ここに棚をつけたい」と、おうちでの新しい発見があるものですね。

家の壁の下地にはよく石膏ボードが使われていますが、この石膏ボードは、ネジを使って重たいものを固定するのが少し難しいんです。

軽いものなら、専用のアンカーやピンで取り付けることができますよ。これらはホームセンターで手に入ります。

でも、もっと重いものを壁に取り付けたいときは、落ちる危険もあるので、ベニヤ下地や木の下地を使うようなしっかりした下地工事をおすすめしています。

事前にしっかりとした下地を作っておけば、後からでも安心してモノを取り付けられますよ。

壁の仕上げにクロスをすると、下地が石膏ボードかベニヤかは見た目ではわかりません。

でも、実際に住んでみないと、壁に何をどう飾るかはなかなか想像がつかないものです。

私たちは、お客さまがお部屋にたくさんの写真や絵を飾っているのを見ると、リノベーション後のお家でも「ここに何か飾りますか?」とお聞きすることがあります。

すべてをベニヤ下地にしてしまえば、どこにでも棚をつけられますが、そうするとコストがかなり上がってしまいます。

どうすればいいかというご質問には、お客さまからのご意見をしっかり聞いて、それをプランに反映させることができます。

また、飾りたいものに応じて、有孔ボードやマグネットが使えるような別の内装材の提案もできるんですよ。

出来上がり前のお部屋はなかなか想像が難しいので、パース図などを使って、想像しやすいようにプランを考えています。

間取りや設備、建具に注目しがちですが、新しいお家のインテリアや壁をどう活かすかを考えるのも、すごく楽しいですよね。」

以上、後日、お施主さまから直接、聞いたリフォーム・リノベーション 後悔していること3選を書いてみました。

その他にも、たくさんの貴重なご意見をいただいています。

例えば、家具やカーテンのコーディネートをしてもらえればよかったコストダウンを意識しすぎずもう一部屋を一緒に工事しておけばよかった、など、

これからリフォーム、リノベーションをお考えの方に、ヒントとなるような記事をプランナー目線で色々とお伝えできればと思います。

最後まで読んでくだりありがとうございます。

-リノベTips