こんにちは、 ai (@aru.home_ai)です。
わたしはリフォームデザイナーの仕事をしていますが、毎日、多くのお客様にお会いします。
そこで、今日は「わたしがリフォームプランを2つも3つもがんばって考えてしまうお客様の特徴」について書いてみようと思います。
日々、たくさんの方にお会いするリフォームデザイナーの立場から、リフォームやリノベーションをお考えの方に、なにかヒントになるようなことをお伝えできればうれしいなと思っています。
結論からいうと『 生活をさらけ出す、ありのままを教えてくれる、包み隠さずに相談してもらえる方には、プランを2つも3つも提案したくなる 』
では、どのようにお客様とコミュニケーションをとり、リフォームプランを考えているのか?
そのことについてお話ししていきたいと思います。
リフォーム、リノベーションを検討している人は、まず、リフォーム会社に問い合わせや見積のご依頼があります。
ホームページやインスタなどを見て、直接、電話で連絡をいただいたり、インターネットのリフォーム紹介サイトで会社を選び、連絡をくれたりします。
後日、お客様のお宅に訪問し、要望をヒアリングして、現地調査・採寸する流れです。このときに、はじめてお客様とお会いします。
どんなお客様にもリフォームの動機があります。まず、わたしたちは、この部分を聞くようにしています。
「なぜリフォームをしようと思ったのか?」
一方で、お客様は「こんな感じにしたい」「こんなイメージがいい」と理想のお住まいについて夢がふくらんでいます。
念願のリフォームを叶えられるということで、ついつい夢のマイホームプラン、生活の中のいいところばかり語りたくなってしまうのですが、わたしが知りたいのは生活の失敗談とか、どうしても上手くいかない話のほうだったりします。
そして、毎日、何にイライラしているか?なにを解消したいか?を語っていただけると、とても参考になります。
たとえば、片付けが全然できないだったり、毎日の家事に時間がとられて掃除をついサボりがちになってしまうとか、洗濯物がソファーにいつもあるとか、そんな話に共感してしまいます。
つまり、最初のキーワードにもどりますが、
生活をさらけ出す、ありのままを教えてくれる、包み隠さずに相談をしてもらえる お客様にお会いすると、
「なんとかその不満を解消してあげたい」と、がぜん、わたしのやる気に火がつきます。
収納が苦手な人もいれば、掃除が苦手な人もいます。たくさんのひとの思いをお聞きし、「ほんとうにその人に似合う m a d o r i (間取り)」をいっしょに考えて実現し、生活のストーリーを描ければ、家がそのひとを励ましたり、背中を押したり、勇気を与えることもできるはずだと思っています。
というとで、わたしが考えるリフォームデザイナーをさらにやる気にさせるお客様は、どんな人か、という話でした。
リフォーム・リノベーションをお考えの方になにかヒントになればうれしいです。
aru.home_ai